赤ちゃんに必要なエネルギー

赤ちゃんにとって必要なことは、十分に成熟していない体を駆使し体をつくりながら、それを維持し、まわりの世界に手際よく、きわめてはやい速度で、発育をとげなければなりません。

■エネルギー必要量は5つの種類に分かれます。
●基礎代謝エネルギー:生命を維持に必要
体重1kg当たり:40〜50kcalは消費する
●成長に必要なエネルギー
生まれたばかり 体重1kg当たり:15〜20kcal
1歳前後 体重1kg当たり:5kcal
乳幼児 体重1kg当たり:2.5kcal
●運動に必要なエネルギー
静かな子と動く子とかなどで差がある
1歳前後 体重1kg当たり:20kcal
●排泄物として失うエネルギー
排泄のたびに、赤ちゃんはエネルギーを失う
(取入れたエネルギーの約10%)
体重1kg当たり:8〜11kcal
●栄養素を消化吸収するためのエネルギー
体重1kg当たり:約48kcal
※新生児の必要とする1日のエネルギー量:500kcal

新生児は哺乳をはじめて、栄養を外から取り入れるまでは、
カロリーはマイナスで、子宮のなかでたくわえたエネルギーをつかいます。

(小林登『母学』アップリカ教育研究所発行より)

関連する項目

母学

  東京大学名営教授・国立小児病院名営院長の小林登によって規定・提言された概念。小林は「子ども生命感

Read More »

胸郭運動

おなかの中の赤ちゃんがお母さんの羊水の中で、出産後の呼吸のように胸郭(きょうかく)を動かし、羊水を肺のなかに入

Read More »

卵膜

妊娠したお母さんの子宮内にできる膜のこと(「らんまく」と呼びます)。赤ちゃんを囲むようにでき、中には羊水が満た

Read More »

幼児期の発達

幼児期とは、離乳がほぼ終了する 1歳前後から就学前までの 5〜6 歳頃の時期。この発育に関しては5つの決まった

Read More »

生きるよろこび

感動、あるいは「生きるよろこび」をもたらすのは五感を刺激する感性の情報「やさしさ」です。幼児期に得た五感による感性の情報こそが心に豊かな記憶(感動)を呼び覚まして、よろこびと幸福感をもたらします。

Read More »

産声

赤ちゃんが生まれた時、「オギャー」と高らかに泣く声。この声こそ、呼吸の始まりで産声(うぶごえ)といいます。赤ち

Read More »